マストカット

カテゴリー SAILING

続々と有力選手たちが来日し、葉山の海を飛び回っています。なのに大会準備に奔走してまったく海に行けません。これは辛い。あぁいい風が吹いてやがる。奴らと一緒に走りたい。そう思うけど、現実はそれを許してくれません。あったーきたから夜中にマスト切ったったw

IMG_6908というのは冗談で、前回ブラッドたちと一緒に走り、沖でフネを乗り換えたときに決心していたのです。マストを50mm切ろうと。

きっとモス乗り以外にはマストを短くする意味が分からないと思います。っていうか僕もあまり良く分かりません。納得はしてないけど、実際彼らのフネが速いからしょうがないんです。デザイナーのAmacも切ってるし、ってことはそもそも短いマストでセールをデザインしてるんだから、迷うことなんかないのだ!ないったらないのだ!

実はメインフォイルにも思い切った改良を施しました。風さえ吹けば劇的に走りが良くなる自信があります。問題は軽風で飛ぶのが少し難しくなること。でもグジグジ悩むよりも、やってダメなら戻せばいいと割り切っています。切ったマストについては戻せませんけどね!

巨大横断幕

カテゴリー SAILING

IMG_4332ワールド会場を彩る巨大横断幕やスイングバナーが届きました。公式キャップや公式Tシャツも続々入荷しています。

大会の公式ポスターも葉山・逗子の随所で貼ってもらっていました。でもまだ余ってるから、無くなるまで配るぞ。葉山をモスワールド一色に染めてやるぜ!うおおおお!

Rev’s YAMAHA!

カテゴリー BUSINESS

国内84艇目のVSR5.8Rは、実は先日公式発表が行われたヤマハセーリングチームがお買い上げでした。今日は出荷の際に間に合わせられなかったチューブロゴと、リアボックスの取り付け作業を行います。

ヤマハのファクトリーチームの復活は往年の470乗りにとってビッグニュースです。小松さん、三船さん、箱守さん、中川さん、高橋幸吉さん、高桑さんなど、名だたるセーラーを輩出した名門チーム。その復活に向けて指揮をとるのが飛内監督と高木コーチですから、本気度が伺えます。再び世界をあっと言わせる活躍を見せてくれるでしょう。

言うまでもなくヤマハは国内のマリン業界で泣く子も黙るリーダー企業。船外機の販売台数は世界でもダントツのトップです。これまで国内で浮かんだVSRも9割以上がヤマハの船外機を搭載しています。

ファクトリーチームボートとして、その冠に相応しいデコレーションを施しました。我ながらいい出来です。Rev’s YAMAHAレーシングチームの活躍とチームボートのご安航をお祈りしています。

続々入荷

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IMG_6898葉山新港に世界中から続々とモスが届いています。今日はパースから5艇、イギリスとデンマークから7艇が届きました。

今週はさらにシドニーから、メルボルンから、バミューダからと届く予定です。10日後には70艇のモスが揃っていると思うと胸が高鳴ります。あぁ待ち切れないぜ。

No N.Y.

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あらためてニューヨークラウンドを見返すと、ホントにひどいレースです。4ノットの潮流、ビル風に加えてヘリコプターのブローが入り、風もグチャグチャ。これだけのお金とこれだけのセーラーを集めて、いったい何を遊んでるんだと。そう言いたくなるくらい。

最終レースにいたっては、エミレーツがスタートでピンマークに引っかかり、クルーがラインを切りに潜ります。ダンケツでフリートを追いかける彼らは完全に忘れ去られていました。でもトップ集団はラルに捕まり、潮に流されコントロールを失い、ついにはバウンダリーを越えてペナルティー。その艇団を横目に強烈なパフを受けたエミレーツが一気にトップフィニッシュし、優勝をさらったのでした。

マンハッタンの目の前、ハドソンリバーでワールドシリーズを開催するという試みは多くの観衆を集めるという意味では成功だったのかも知れません。しかしその観衆にどんな印象を残したんでしょう。ヨットレースにポジティブな印象を持ってもらえたかどうか疑問です。

これがセーリングスポーツの最高峰かと思われるのは問題でしょう。来月頭のシカゴラウンドでは、セーラーも観衆も魅了するレースが開かれることを願うばかりです。

LVACWS in NY

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アメリカスカップ・ワールドシリーズのニューヨークラウンドが終わりました。強い潮とガスティーな風で相当トリッキーなコンディションだったようです。そんな中でもそつなく3レースをまとめて大会を制したのはエミレーツ・チーム・ニュージーランド。ピーター師匠さすがっす。

ソフトバンクチームジャパンも要所要所で見せ場を作るけど、表彰台にあと一歩届きませんね。でも総合成績でアルテミスを抜いて4位に上がり、チームとしては上昇ムードなんじゃないでしょうか。次戦のシカゴラウンドでは悲願の表彰台に上って欲しいところです。

それにしても動画が有料と言うのは、無粋ですなぁ・・・しかも払う価値があるか3レースだけだと微妙だし。いつもレース数が予定より少ないから損した気分になります。なんでレース日をもう一日増やさないんですかね?甚だ疑問です。

小さな巨人

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今大会一番乗りのビクターは、身長162cm、体重も63kgと非常に小柄です。日本人の中でも小さい方でしょう。それなのにまぁ速い速い。

IMG_6896彼のフネの艤装を見れば、体格のハンディを覆すためにどれだけ努力しているかが良く分かります。日本のモスセーラーに足りないものが何かを良く表しているんじゃないでしょうか。

個人的にはすべてのコントロールラインが同じ色で混乱しますがw でも、いいと思ったことをとことん追求する姿勢は大事ですね。どんなクラスでも同じだと思います。

彼らと食事をしに夜の町へと繰り出したのですが、そこで葉山の魅力を存分に感じました。飲み屋の店員さん、隣に座ったお客さん、通り掛かりのオジサンオバサンまで、「何しに来たの?」「葉山を楽しんでね!」とガンガン声をかけてきます。2人とも初めての日本だから、日本人はこんなにフレンドリーなのかと好印象を持ってくれて嬉しい限りです。

やっぱりこの町にモスワールドを持ってきて正解だったなと実感しました。僕がヒーヒー頑張らなくても、町全体におもてなしの空気が流れているから、きっと流れに任せちゃった方がいいんだなと。ホント素晴らしいですよ、葉山は。

一番乗り

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IMG_6894早くもアメリカから2人のモス乗りが葉山へやって来ました。一番乗りはフロリダからビクター・ディアス・ディ・レオン。そして49erで惜しくもリオの代表を逃したブラッド・ファンク。ブラッドは今年の全米チャンプです。

2人のフネを見ていると、艤装のアイディアがてんこ盛り!刺激が強すぎる!自分のフネがいかにシンプルでノーマルかを思い知らされます。ヨットマニアのみなさん、こういう艤装だけでも葉山に見に来る価値がありますよ。

さぁ盛り上がって参りました。来週あたりから続々とモスが増殖します。時間のある方はどうぞ遊びにいらしてください。

楽園から地獄へ

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浜名湖合宿の最終日は30ノットのバン吹き。ここまでの強風はソレントワールドの最終日以来、1年半ぶりです。気合いを入れて出艇!ウギャーーーーーーッ!

うーん・・・全然ダメ。こんなスピードでは戦えません。何がダメなんだろう?フォイル?それともセッティング?もっと強風の戦闘力を上げないとワールドではまったく通用しないでしょう。

ダメだと分かっただけでも収穫かな。思い切っていろんなトライをするいい切っ掛けになりそう。あらためて浜名湖の魅力を再確認した3日間でした。シドニーの天国、レイク・マッコーリーにそっくり。本気で移住したいくらい。

子供たちも3日間いい風に恵まれて、とても楽しい時間を過ごしたそうです。いい笑顔。JJYUのみなさま、三ヶ日青年の家のスタッフの方々、そしてビーチスマリーナの高橋ファミリー、大変お世話になりました。次は家族全員で遊びに来ます。

地上の楽園

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IMG_6878発達した低気圧の影響で、日本全国が台風並みの強風に見舞われました。でもここビーチスマリーナは北西風を避ける場所にあるのでとても安全で快適です。沖に出れば吹いてるけど、走るところを選べば充分楽しめます。青い空、緑の芝生、プシュッ、うめ〜〜!

今日は吹きだと分かっていたので、前々からずっと構想していたマストレーキ調整システムを装備してみました。左右方向のカンティングが調子良く使えているので、前後方向も似たようなものだろうと高をくくっていたのですが・・・

実際はなかなかうまくいきません。シュラウドとフォアステーの変動する量が想像より大きく違うので、レーキを調整した時のリグテンションが変わり過ぎます。4時間ほどかけて試行錯誤し、結局もとに戻すことにしました。

時間の無駄のようにも思えますが、ずっと気になっていたので、これをせずにワールドを迎えると後悔が残りそうで嫌だったんです。やってみないと分からないことがあったので、これはこれで有意義な時間でした。いずれまたその解決策が思いついた時に再挑戦してみようと思います。

他にも細かい整備をし、ようやく風の落ち始めた夕方に出艇。広い浜名湖を端から端まで飛びまくりです。独り占め。ウッシッシ。そのあとスプレッダーが折れたけど、昨日と今日は葉山にいたら乗れなかっただろうし、まぁワールド前に折れて良かったと思うことにしよう。

明日はもっと吹く予報です。乗れるかな?

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