1月
18
昨晩は日が暮れる夜9時過ぎまで走って安宿に泊まり、今朝は6時起きで北上を続けました。目的地はシドニーを通り過ぎた、懐かしいワンジーの街はずれ。そこで借りたトレーラーを返し、2ヶ月間借りっ放しの車を返しにブライアン宅へ向かいました。
一緒にランチを食べ、ブライアンに空港近くのホテルまで送ってもらい、ついにこの遠征も終わりを迎えます。ジョシュから買った中古のナクラでマークと一緒に充実した合宿をし、セールメルボルンでは最下位ながらも多くのことを学ぶことができました。家族と過ごしたキャンプ生活も忘れられません。そして締めのモスワールドまで、これ以上ないほど濃密な2ヶ月間でした。
去年の今頃はまだレーザーに乗っていた和歌子も、モスワールドで表彰されるまでに成長しました。その適応能力の高さには驚かされるばかりです。この経験は必ずナクラにも活きるでしょう。
僕らの挑戦は始まったばかりですが、代表決定まであと8ヶ月を切っています。既に折り返しを過ぎているのです。明朝の飛行機で帰国しますが、歩みを緩めることなく、目標に向かって突き進んでいこうと思います。
1月
17
さぁ慣れ親しんだソレントともお別れです。最後まで世話になった梶本くんにお礼を言い、Amacには次こそ絶対に倒すと宣言してみんなと別れました。
メルボルンの街並みを過ぎると、シドニーまでひたすらM31を北上するだけです。iPhoneのナビが「しばらく道なりです」っていうんだけど、なんと808km先!
左のリアタイヤがパンクするトラブルもありましたが、元気にシドニーを目指しています。さぁ今日はどこまで行けるかな?
1月
16
ソレントワールド最終日
カテゴリー SAILING
最終日の朝クラブに着くと、ちょっとあり得ないくらい吹いてます。バンバン吹いてる。んもーどんだけーw
みんな心なしか艤装もゆっくり目だったのに、レース委員長から「沖は15ノットしか吹いてないからレースするぞ」とのお達し。ホントかよーと沖に出たら、全然15ノットじゃない!!
風速は余裕で20ノットを越えてて、しかも潮が向かいだから地獄のような海面です。スタートエリアに着いたはいいけど、クローズが煽られちゃって走れません。しかもダウンウインドでは爆沈の連続。全然まともに走れましぇーん・・・
なんとかフィニッシュしたらN/Hでハーバーバック。そりゃそうだろって。誰だよ15ノットなんて嘘ついたの。またハーバーバックも角度がイヤな感じで、強烈な爆弾ガストでかっ飛ばないと帰れません。メチャクチャ速い!頭がどうにかなりそうでした。確認したら32.6ノットで最速記録を更新していました。
全艇がなんとか無事に帰着し、時計を見たら13時半。風はさらに上がったように見えます。これはもうレガッタ終わったかなと誰もが思ったその時、なんとAP/Hが降下。えー!?さっきより吹いてるんですけど。「沖は20ノットしか吹いてない。波も朝より収まったからレース可能だ」とのこと。
絶対ウソだろと思いながらも出ましたよ。んまーそしたら地獄地獄。海面が沸き立ってるじゃないですか。いったいどんな風速計使ってるんだと。全然20ノットじゃなーい!
最終レースでいったい何回沈したんだろう。もう全然覚えてません。上マークからベアできずに止まって待ったのも初めてだし、フネを降りて泳ぎながらタック回りさせたのも初めての経験でした。それくらいこのレースは吹いてた。
この地獄の最終レースまでもトップを飾って優勝したのはエミレーツ・チームニュージーランドのピーター・バーリング師匠。今回はピーターの圧勝でした。2位はネイサン、3位はジョシュと終わってみれば予想通りのメンツで、流石としか言いようがありません。
もうここ5年くらい、地球上で一番速いと言われ続けるネイサンとピーター。そして49erでコンビを組むイアンとブレアもしっかりトップ10に入っています。そりゃこの2艇が金メダルと銀メダル取るはずだわ!あっぱれ。
終わってみたら微風か強風かド強風しかないレガッタでした。日本人トップは梶本くんの14位。後半2日はまるで歯が立ちませんでした。脱帽です。おめでとう。っていうかこのメンツの中の14位を取れる日本人がいるって、すごいことです。
僕は強風に吹き飛ばされて最終成績は21位まで後退してしまいました。悔しいけど、この強風の中ではこれが実力です。全然走れなかった。そもそもモスの練習してなさ過ぎるんですね。去年のワールドから片手で数える程しか練習してないんだもん。思いっきりそのボロが出たレガッタでした。
鈴木が62位。和歌子が65位の女子3位で表彰されました。大西さんが109位で、海彦が135位。それぞれが手応えや悔しい思いを日本に持ち帰り、次の葉山ワールドに備えます。
そう、この世界一のディンギーイベント。次は葉山なんです。閉会式では在メルボルン日本領事館から千葉首席領事にご隣席いただき、ソレントセーリングクラブのバージを受け取っていただきました。次は日本に任せたぞということです。すごく誇らしいと同時に不安で押しつぶされそうです。
1年前に開催権を取ったときは、モスワールドがさらにこんなに巨大なイベントになるとは予期していませんでした。エミレーツもアルテミスもルナロッサもオラクルも、みんな葉山に来ると言っています。ヤバイ!大丈夫か葉山新港で?全艇置けるのか?出艇できるのか?考えただけで眩暈がします。
いまさらですがこのブログをご覧になっている方で、ボランティアや運営スタッフとして協力していただける方、moth@sailfast.jpまでご連絡をいただけましたら幸いです。もしくはモス協会のFBページにメッセージをください。僕の頭でよければいくらでも下げます。どうかよろしくお願いします。
1月
15
ソレントワールド5日目
カテゴリー SAILING
25ノットのド強風の中で4レースが行われ、17-21-37-(40)で総合16位に後退してしまいました。本当にもったいないミスがたくさんあります。悔しくてしかたありません。
ただこのコンディションでのモスのレースの面白さは、あらゆる種類のセーリングボートの中でも際立っているんじゃないかと思います。この動画を見てください!
世界からトップ中のトップが集まってるからこそ、この風の中でも普通にレースができるんです。悔しいと同時に楽しいこの複雑な気持ちはモスワールドならでは。
明日は最終日。またいい風吹きそうです。トップ10はちょっと遠くなったけど、なんとか少しでも前に食らいついて笑顔で終わりたいと思います。
1月
14
デイリーセーリングの中嶋さんが番外編の動画をアップしてくださいました。モス暦43年の橘さんによる世界の最新モスの解説です。
これを見てモスって面白そうと思える人は、かなり変人ですw ただとにかく世界中の名だたるトップセーラーたちが、たった11フィートの小さなオモチャにどれだけ情熱を注ぎ込んでいるかは分かっていただけるんじゃないでしょうか。
中嶋さんは次のお仕事に行かれてしまい、今回のモスワールドでの動画配信はこれでおしまいです。とても楽しく、充実した日々でした。ありがとうございました。今年の全日本、そして葉山ワールドでも是非よろしくお願いします。
明日はいい風の中で4レースが予定されています。今回のワールドの天王山になるでしょう。全力を出し切ってやります。
1月
13
遅れたスケジュールを取り戻すために通常より2時間早い11時スタートを試みましたが、あいにくの暴風雨で長い風待ちに。午後になって雨足は弱まったものの、今度は潮が転流して風と反対になってしまい、極めてチョッピーな海面のようです。
午後3時になり、レース出来るかどうか決めあぐねたレース委員会は選手たちを一堂に集め、レースをしたいかどうか確認したところ、賛成多数によりゴールドフリートだけ出艇することになりました。
出てみると確かになかなか激しい海面です。でも走れなくはない。なんとか本部船の近くまでたどりついたらなんとN/Hでハーバーバック。んもーなんなんだと。だったら出すなよ!と言いたい。周りを見渡すとそこかしこで強烈なノーズダイブ。選手は大変だけどメディア的には美味しいんだろうなぁw この動画を見てください。最後のダイブなんて爆笑ものですw
僕もご他聞に漏れず何度かノーズダイブしながら、なんとか帰着しようとしたのですが、途中からどうもフォイルのコントロールが上手くいかなくなり、全然低くしか飛ばなくなっちゃいました。だからもう刺さっちゃって刺さっちゃって、全然風下に向かえない。なんかおかしいぞと思ってふとフォイルを見たら、真っ二つに割れてるじゃん!
第1レースでトップを獲り、世界中に名を轟かせたサムライソード。2年前に本栖湖でオンザロックして以来、古谷さんが何度も修理を重ねてくれ、しかもフィックスティップにまで改良してくれた、とても思い入れの強いフォイルです。
驚いたのはそれでも低いとはいえ飛べてたこと。どんだけスモールフォイルなんだとw でもさすがに自力では帰れず、救助されてしまいました。助けに飛び込んでくれた仲間たちに感謝します。みんなありがとう。
人生は山あり谷あり。昨日が山なら今日は谷です。谷底です。本当に悲しい。でも不幸中の幸いは1レースも捨てずに済んだこと。これがもし今日折れてなかったら、何レースも捨てなきゃならないところでした。新品のフォイルに付け替えたので、残りのレースはそのフォイルで戦うことができます。
最後に素晴らしい勝利を与えてくれたサムライソード。ついに力尽きて折れてしまいましたけど、良く頑張ってくれました。折れるタイミングまで気を使ってくれたのかな。涙が出ます。ありがとう、そしてさよなら。
明日は予備日で、しかもド強風の予報のためレースは行われません。
1月
12
Top of the world
カテゴリー SAILING
今日は間違いなく僕の日でした。モスワールド決勝の第1レースでトップフィニッシュしてしまいました。なんてこったい。
微風の中でスタートからルナロッサのヘルムスマン、クリス・ドレイパーと2人だけ飛んでフリートを抜け出し、そのまま1上を2位で回航。途中エミレーツのピーター・バーリングに迫られた場面もありましたが、なんとか順位を守って2上へ。するとダウンウインドでいいパフを拾い、最後はクリスも抜いてフィニッシュ。鳥肌もんです。
そのレース後に無風になり、今日はこのレースしか行われなかったので、メディアの取材やみんなの祝福がすごくて大変。プチ炎上状態でしたw
すごくうれしいけど、微風だけの男と思われるのはイヤなので、ちゃんと吹いても前を走れるところを見せてやろうと思います。総合は14位までジャンプアップしました。トップ10目指して残りも頑張ります。
1月
11
ソレントワールド2日目
カテゴリー SAILING
20ノットオーバーの強風の中4レースが行われ、今日はまったくいいところなく20-11-17-RETで総合22位に落ちちゃいました。かつてないほどひどいヨットレースだったな。悔しいけどこれも受け入れるしかありません。
普通に走れれば速いのに、普通に走れない。スタートで沈したり、タックで沈したり、ジャイブで沈したり。10回くらい沈しました。はぁ・・・
ま、こんな日もあるさ。予選が終わって明日から決勝です。日本チームは僕と梶本くんと和歌子と鈴木がゴールドフリート、大西さんと海彦はシルバーフリートで戦うことになります。決勝でビシッと前を走って必ずまた上位に返り咲いて見せますよ。見ててください。


