img_7654あぁ気持ちいい!25ノットオーバーで海の上をかっ飛ぶと、頭の中のもやもやが消えていくのが良く分かります。体は疲れるけど、元気になっていくこの不思議な感覚。これがきっと脳内麻薬なんでしょう。安心してください。法には触れてませんからw

周りからは単に飛び回って遊んでるようにしか見えないと思いますが、毎回乗るたびにいろんな発見があって秘かにほくそ笑んでいます。アップウインドが絶好調なんですが、速くなればなるほどタックが難しく、一つの壁を越えたらまた次がという繰り返しですね。きっとワールドの時より速くなってるはず。どこか遠征して確かめてみたいなぁ・・・

HUGO BOSS!!

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凛子のOPを磨いて疲れ果てた一日でした・・・

さていよいよスタートまで1週間となったヴァンデグローブ。単独無寄港世界一周の最も過酷なヨットレースです。おそらく大本命はバンクポピュレール。対抗はサンミシェル・ヴィアバック、メイターコック、そしてこのヒューゴボスかと。

ボートの見た目ではダントツのナンバーワンですけどね。セーリング史上最もクールなヨットと言っても過言ではありません。乗ってるアレックス・トムソンの見た目が全然クールじゃないってとこもまたいいw

前回は78日走って3時間差という信じられないデッドヒートが話題になりました。また3位を走っていたJPディックがキールを失ってもなお4位でフィニッシュするという精神力と危機対応能力を見せたことも忘れてはいけません。イマ風に言えば「神ってた」ヴァンデグローブでした。

今回はどんなドラマが待っているのか?恐らくフォイラーIMOCAはこれまでのデイラン記録を軽々と抜き去るでしょう。トラブルなく24,000マイルを走り切れるのか?そしてアジアから初のエントリーを果たした白石康次郎さんの走りは?見所満載のヴァンデグローブは11月6日スタートです。

逆ベンド?

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エミレーツ・チームニュージーランドが公開した映像を見てぶったまげました。

なんじゃこのダガーボード?上げられた方の形状を見ると、これまでと逆に曲がってるぞ?

etnzまた面白いことやって来ましたね。もともとエミレーツが最初にAC72を飛ばしたときのボードもS字に曲がってました。それが2号艇からはJに変わり、最近のオラクルなどは完全にLに戻ったなと思っていたら、エミレーツはまたSかと。目まぐるしいですなぁw

同じSでも前回とは曲がってるポイントが全然違うので、下ろした方のボードはだいぶ外向きに出ています。今回のACのルールで唯一自由にデザインしていい部分がフォイルなので、各チームの個性的なフォイルに興味津々です。ACのデザイナーたちが真剣にモスのフォイルをデザインしたら、いったいどんな形になるんでしょうね?

Push the limit

カテゴリー SAILING

7ヶ月後に迫った第35回アメリカスカップのクオリファイアーズに向け、バミューダでトレーニング中のソフトバンクチームジャパン。20ノットオーバーのハードなコンディションでアップウインドを走っていたら、突然ウイングセールの下3分の1が破損して引きちぎられてしまいました。

幸いクルーに怪我はなく、艇体にもダメージはなかったようです。すぐに修理に取りかかり、週末にはまたセーリングできるようになるとのこと。ひとまず安心ですね。

本番で使う予定のウイングだったので、早い段階で壊れたのは逆に良かったのかも知れません。どこまで限界を攻められるのか。何が最初に壊れたのかを突き止めることができれば、逆に他チームに対するアドバンテージになるとも考えられます。

見たところフラップ内のロープが切れたか構造体が壊れたか。そのどっちかではないでしょうか。キレイに下のパーツだけ千切れたのは偶然ではなく、こういうときに他のパーツを道連れにしないようにできてるんでしょうね。

それにしてもAC45Sは速い。これを見た後に45Fを見るとその差は歴然です。彼らにとっての45Fは、きっと僕らがワスプに乗るような感覚なんじゃないかと。充分速いんですけどねw

img_7652松山から羽田に戻り、みなとみらいへ直行。来年3月のボートショー2017説明会に参加してきました。

今年のボートショーでザイクを初出展した勢いを加速するために、来年のボートショーはザイク+シースケープ24のダブル出展をやりますよ!あたしゃーやるときはやる男ですから。みなさんをアッと驚かせる展示になるように、これから時間をかけて仕込んでいきます。

那覇へ松山へ

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朝一の飛行機に飛び乗って那覇へ。9時半に到着し、3時間みっちり打ち合わせ。年明けに沖縄の海にVSRが浮かぶことになります。しかも新型の最強モデルが!んもー嬉し過ぎて今から待ち切れません。

那覇空港で沖縄そばをかき込み、昼の飛行機で松山へ。次はシースケープ24の打ち合わせです。来春に瀬戸内の海にシースケープ24が浮かびます。これもホント嬉しい!ありがとうございます!夜の松山で美味しいお酒をいただき、長い夜が更けていくのでした。

アメリカ・ニューポートで開かれたレッドブル・フォイリングジェネレーションのワールドファイナル。世界各地の予選を勝ち抜いた、15カ国30名の猛者たちの頂点に輝いたのは、ニュージーランド代表のリヴ・マッカイ/マイカー・ウィルキンソン組でした!

そう、あの葉山で一緒にナクラに乗ったリヴ/マイカーです。合宿初日で薬指を骨折したのに、根性で乗ってくれたリヴ。モスでいきなりフォイルジャイブを決めたマイカー。僅か1年ちょっと前のことなのに、彼らはフォイリングカタマランを担う次世代のトップに君臨しちゃいました。そりゃ道理でナクラでも速いはずだわ。

日本代表の矢野/藤木組も敗者復活に回った初戦でトップフィニッシュと見せ場を作ったようです。残念ながら次のヒートで敗退しましたが、未来ある彼らにとってかけがえのない経験になったんじゃないでしょうか。

第1回はリヴ/マイカーの優勝で幕を閉じましたが、レッドブルはこのフォイリングジェネレーションを継続する意向です。噂では来年また日本に来るとか・・・?ホントこの世代に生まれたかったわ!

ワスプ試乗会

カテゴリー SAILING

img_7643あまりに風の予報がいいからと、急遽前日にFBで呼びかけたワスプ試乗会。そんな無茶な呼びかけにも関わらず3名の方が応じて下さり、終日たっぷりと初めてのフォイリングに酔いしれました。

写真は元ナショナルチームで、僕とライバル関係でもあった男が初めて飛んだ瞬間です。あの頃とはあまりに外見のギャップが激しいので、本人の名誉と尊厳のために、S部と伏せ字にしておきましょう。いや、三Bの方がいいかw

ワスプがいくら艤装がシンプルだとか出艇が簡単だとか言っても、沖に出て誰でも簡単にフォイリングできる訳ではありません。昨日は特に15ノットオーバーの初心者には厳しいコンディションだったので、あの天才セーラーと呼ばれた男でも七転八倒を繰り返し、ついに飛んだときには破顔一笑でした。

葉山マリーナからは先日進水した大野号も出てきて、アドニスのクルーの方々も飛んでましたね。こうしてフォイリングの魔力に魅せられる仲間が増えていくのは、まさに願ったり叶ったりです。

img_7627ワスプをパッタンと畳むと、なんとハイエースの中に入ってしまうことが分かったので、遠征して試乗会を開くのも楽チンです。リクエストがあれば持っていきますのでお声掛けください。

img_6258フランスを拠点にクラス40「貴帆」でオーシャンレースに挑戦されている北田浩さんがご来店。アイソタック2に代表されるザイクのオーシャンギアシリーズに対して非常に貴重なご意見やご感想をいただきました。やはり北大西洋を駆ける正真正銘の外洋レーサーは、視点が全然違います。ウェア選択は人命に直結するほど重要な決断。まったく妥協が許されないということが良く分かりました。

オーシャンウェアに対してこれほど要求の高い方に会ったことがありません。だからこそ使ってもらいたい。満足させてみたい。話を聞けば聞くほど、ムラムラとそんな気持ちが湧いてきます。潮っけの強い人と飲む酒は美味い!

国内のディンギーウェアでは圧倒的な支持をいただいているザイクですが、オーシャンギアとしてはまだまだ端くれなのが偽らざる現状です。今後この状況を変えるため、そして日本のオーシャンセーラーが世界で羽ばたいていくため、力を合わせていこうと心強い言葉をいただきました。北田アンバサダーの今後のご活躍とご安航を心よりお祈りしています。

Easy Rider

カテゴリー SAILING

ワスプは普通のモスに比べて艤装が簡単なだけでなく出艇もラクチンです。横倒したフネを肩に担ぐ必要もありません。動画をご覧ください。

スロープに浮かべたら倒して船台を外し、起こしたらラダーを下ろしながら乗り込むだけ。その後はセンターを下ろしてピンを刺し、ラダーも同様に下ろしてピンで留めます。あとはワンドホルダーを外して、ボールジョイントをつけるだけ。さぁ遊びましょ。

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